Raspberry PiのカメラでRAW形式の画像を撮影するコマンドを実行
# raspistill -r -o captureimg.jpg
このファイルにはJPGとRAWのデータが結合している。
これらデータを分離するためにPiDNGというユーティリティをインストールする。
# python3 -mpip install PiDNG
このユーティリティでJPGをDNGに変換するPythonコード
from pidng.core import RPICAM2DNG
d=RPICAM2DNG()
d.convert('captureimg.jpg')
上のPythonを実行するとcapture.dngというファイルが作成される
RAW画像をみるにはrawpyが使える。
少し拡大するとドットがみえるようになる。
ドットが見えるのはベイヤー配列によるものとのことで、
左上から[[赤 緑] [緑 青]]という配列でデータが保存されている。
緑が多いのは人間の目が緑に敏感で見かけ上感度をあげている。
画像をさらに拡大するとドットがもっと明確に見える。
画像センサーは色を検出しているわけでなく輝度を検出している。
センサーの前にカラーフィルターがあって、赤・緑・青が分離される。
RAW画像というのがセンサーが撮影したままのデータで、
さまざまな画像処理でフルカラー画像に現像される。
Raspberry Piだと撮影の基本的なところが勉強になる。